今年の夏至は2020年6月21日でした。しかも部分日食もありました。
夏至と部分日食が重なるのは非常に珍しいことらしく、372年ぶりと報道されていました。
ということは・・・(引き算苦手)
前回は1648年、江戸時代の初期ということになりますね。
いやはや。徳川家光公が将軍でいらっしゃった頃らしいです。
夏至といえば、漢字の通り夏に至る、つまり本格的な夏がスタートする日でもあります。
ご存じのように北半球では日中の時間が1年を通じてもっとも長くなる日で
例年プール開きがあったり海開きがあったりと、まさに夏到来という感じがしてくる時期でもあります。
今年は全く様相が異なりますが。
そして京都では夏至が過ぎ、6月月末には、市内各神社で夏越の祓が行われます。
夏越の祓とは、半年分の穢れを落とし、後半半年の息災を祈る行事です。
夏越の祓、6月30日とくれば和菓子の水無月ですね。
氷を取り寄せ食し暑気払いをするという宮中行事がもとになっているのは有名な話。
また食べ物といえばこの時期、暑くて食欲が出なくても食べられ、ビタミンCが含まれている冬瓜などが旬の食べ物になります。
夏の食材なのに、冬の瓜なのかと不思議に思いましたが、
皮が厚く上手に保存すれば冬までもつということから「冬瓜」と呼ばれるようになったそうです。
ではまた次の暦の頃に。