立秋の頃

東京オリンピック、閉幕しました。
あっという間の17日間でした。
感染症が猛威を振るうパンデミックの最中に行われたオリンピック。
無観客開催と異例ずくめのオリンピックでした。

そして季節は立秋を迎えました。
日中は秋とは到底思えないほどの酷暑が続いておりますが
夜は時折虫の音が聞こえてくることもあり季節は確実進行しております。
まさにひぐらしのなく頃に となってまいりました。

立秋の時期に見頃になる花は、芙蓉。
芙蓉とむくげは似ていますが別の種類。
蓮のことも芙蓉といいますが、この場合の芙蓉は蓮の美語。
玉芙蓉とも言いますがこれは牡丹の一種。
ややこしいとなりますが、全部アオイ科のお花ですし、今ほど正確に
分類していたわけでもありませんでしょうかこういう事態になるんでしょうね。

 

旬の果物は桃。夏からお盆前にかけて出回るイメージですよね。
水分が豊富で柔らかく美味。
ですが昔(江戸時代)の桃は甘味は強くなく主に鑑賞用だったとか。
今食べている桃は明治になって輸入されたものを改良した品種なんだそうです。
中国では桃は幸運の果実。桃源郷という言葉があるくらいです。
おめでたい果物の代表格です。

桃繋がりで、ひとつ。
桃饅頭もおいしいです。お気に入りです。

ではまた次の暦の頃に。