大寒が過ぎると季節は立春へと向かいます。
立春の前の日が、節分。今年の節分は2月3日(木)です。
節分の各種の行事は、その昔冬と春の季節の変わり目には
邪気が入り込みやすいと考えられていたため
鬼を祓うという儀式が発生し、定着したのだとか。
毎年思うのですが、鬼とは何なのだろうと。調べてみたところ
おにという言葉は日本語の隠が転じたものなんだそうです。隠とは、隠されていて目に見えない存在という意味。漢字の「鬼(キ)」は、元々は「死者の霊魂」を表する文字だったそうで、目に見えない超越したものという意味がありそうです。
超越したという感覚はしっかりと生き残り、今でも「鬼」なんとかとつけると強意表現になっていますね。
思いつくところでいくと、「鬼」強い、「鬼」早いがあります。とてもという意味の代用。
「鬼」かわいいなんて言葉もありますね。令和の若者にも「鬼」は身近なのかしら。
昭和世代の「鬼」の一つといえば、温泉保養地の鬼。地獄系でしょうか。
ではまた次の暦の頃に。