芒種の頃

暦は芒種を迎えます。
例年この時期に入梅となりだんだんと雨模様の日が続きます。
今年は何が起こったのか、すでに近畿地方をはじめ各地梅雨入りしてしまいましたが。

ところで、芒種とは、芒(のぎ)を植える時期という意味なんだそうです。
芒(のぎ)とは棘状の植物のことでイネや麦が代表的なもの。
たしかにイネや麦を植える時期ですね。

気温、雨との生き物にとっての必要不可欠な要素がそろうこの時期。
植えるにはもってこい。

またこの時期七十二候にはカマキリが登場します。

カマキリが身近に見られる時期なんですね。
獰猛なイメージがあるカマキリですが、
最近ではカマキリ先生のご出現で少しはイメージ変わったかも。

それから昆虫では蛍。

夜のホタル。なんとも美しく幻想的です。
今は限られた例えば山や森、川辺といったところでしか普通に見ることはできないように
なってしまいました。
ホタルは夏のイメージですよね。

今年は梅雨入りが早く蒸し暑い日々が続きますが養生しながら
乗り越えたいものです。

ではまた次の暦の頃に。