大人の男のスキンケア⑫「梅雨の晴れ間に」

 

長く続く梅雨にも、その合間に晴れの日が来ることがあります。

その日はいつもの晴れの日よりもっと輝いて見えて、とても嬉しい気分になってしまいます。

いろいろやりたい事が出てきます。

 

けれどビルの中で仕事ばかりしていると、こんな季節の変化の小さな喜びが感じられなくなってきます。

子供の頃には当たり前に感じていた自然の声が、大人になると聞こえなくなってしまうようです。

感受性の鈍化!とても怖い言葉です。

本来動物は生き延びるために、様々なセンサーが働くようにつくられています。

ところが周りの環境が安全になって来ると、

感じる必要性がなくなってくるので、その能力は退化していきます。

現代人は「感じる心」を失ってしまったのでしょうか。

 

ところで初対面の人にあった時に、あなたはどんなセンサーを働かせますか?

一番多くの情報を得るのは視覚によるものだと言われています。

人は見た目で判断しているということです。

それも顔の表情や肌の状態は、多くのことを相手に伝えています。

多くの人に会い、人間関係が複雑になった現代では、

より一層人の外見で物事を判断するセンサーは研ぎ澄まされているように感じます。

初対面だけでなく日々出会う人々は、あなたの顔や姿勢から多くの情報をキャッチしています。

毎日の少しのスキンケアで、あなたの受け止められ方が変わることを意味しているのです。

スキンケアの手抜きは、あなたを変えてしまうということですね。

 

梅雨の晴れ間に、少し気分を変えてスキンケアに取り組みましょう。

疲れた肌の男性の中で、あなたがひときわ輝いて見える瞬間です。

 

 

▽前回の記事はこちら▽

大人の男のスキンケア⑪「雨に歌えば」