梅雨明けの太陽が眩しい季節がやってきました。
強い日差しの紫外線を気にされている方も多くおられるのではないでしょうか。
紫外線は私たちの肌を刺激し、そのことが後年シミ・シワ・たるみなどのトラブルを引き起こす原因になるようですね。
皮膚が紫外線を浴びると、
始めに表皮の角質層と呼ばれる部分が紫外線を反射して紫外線が体内に入り込むのを防ぎます。
その角質層をくぐり抜けて内部に入ってきた紫外線に対しては、
表皮の一番奥にある基底層と呼ばれる部分のメラノサイトという細胞が
メラニン色素をつくり出して紫外線を吸収し、真皮への侵入を防御します。
直射日光を浴びた皮膚は、メラノサイトが一所懸命に働いてメラニン色素を作り出し、
それが沈着して肌の色が次第に濃くなるというのが日焼けのメカニズムのようです。
嫌われもののメラニン色素も、実は紫外線から皮膚細胞が破壊されることを防ぐという大切な役割を果たしています。
果たして太陽の日差しは人類にとってプラスなのでしょうか、それともマイナスなのでしょうか。
植物はこの強い日差しを受けて、次世代への命を育みます。
太陽のエネルギーが生命の源になっています。
また、その太陽が育てたトマトは「リコピン」という物質を多く含んでいますが、
このリコピンは美白作用や抗酸化作用があり、紫外線によって作られる活性酸素を取り除く働きをしてくれるそうです。
日焼け止めの効果を期待するなら、トマトやトマトジュースを夜の時間帯に取るのが良いようですね。
外出の10時間前にリコピンを取るのが効果的と覚えて下さい。
シミ・シワを作り出す活性酸素を除去する抗酸化作用は夜寝ている間に行われますから、
就寝前にトマトジュースを飲んでぐっすり眠るのが効果的だと思います。
最近のトマトジュースは無塩でも美味しくなりましたから、トマトジュース嫌いの人も一度飲んでみて下さい。
紫外線を恐れるよりも、日焼け・紫外線対策をしっかりしながら、
太陽の恵みのトマトを美味しくいただき、人生を楽しむのが大人の生き方のように私には思えます。
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