SPF50は必要ない?SPFの数値について

 

本格的な夏になり、日焼け止めが欠かせませんね!

 

木曜ブログ担当の金森です。

さて、先週のブログで、日焼け止めの「SPF」「PA」について書きました。(下記をチェック!)

今さら聞けない!「SPF」「PA」はそれぞれ何を表しているの?

今週はSPFの数値の計算についてです!

数値の意味は特に気にせず、とりあえずSPFの高いものを購入していませんか?

実は「数値が高ければ高いほど良い!」というわけではありません。


◆SPFとは

SPFとは、Sun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略で紫外線防御指数とも言います。

これは、紫外線を浴びた際に皮膚が赤くなるまでの時間を何倍に長く出来るかを表したものです。


◆SPFの数値について

SPFの数値単位は、時間で20~25分を1単位とします。

つまり、SPF1は日焼け止めを付けない状態より、日焼けするのを20~25分遅らせるという意味です。

SPF25だと、20分×25で500分になり、約8時間~10時間は日焼け止め効果があるということです。

但し、この時間の目安は日焼け止めを1平方センチメートル当たり、2mgずつ皮膚に塗ったときの値となります。

1平方センチメートルに2mg・・・けっこうな量です・・・

この量を塗ると確実に肌が白っぽくなります。

おかめ


◆SPFは上手に使い分けましょう

SPFの数値が高いものは確かに効果も高くなるのですが、

実はその分肌への負担も大きくなります。

普段使いであれば、SPF15~20くらいで十分です。

長時間の外出、アウトドアの時、紫外線を直接浴びる場所であれば、SPF30以上を使いましょう。

SPF50の表示をよく目にしますが、これは時間に換算すると1,000分(約16時間半)です。

一日の日照時間をはるかに超えますので、実質必要ありませんよね。


日焼け止めの効果的な塗り方

日焼け止めは摩擦や汗で落ちてしまうので、こまめに塗り直すことが重要です。

SPF50だから安心といって塗りっぱなしでは、肌に負担がかかる上、効果も薄れます。

SPFが低いものを、こまめに塗り直しましょう。

サングラス_s


◆まとめ

・SPFは紫外線を浴びた際に皮膚が赤くなるまでの時間を何倍に長く出来るかを表した数値

・SPF1は、日焼け止めを付けない状態より、日焼けするのを20~25分遅らせるという意味

・SPFが高いものよりも、低めのものをこまめに塗り直すの方が、効果的でお肌に優しい。

肌は夏に老化する、といわれています。

紫外線対策をバッチリにして、美しい素肌を保ちましょう!

コメントを残す